『相撲-SUMO』の魅力
相撲は千数百年も前に始まり、今のような形になったのが江戸時代(1603年~1867年)です。
相撲は1年に6回、本場所と呼ばれる15日間の取組が行われます。
取組の成績で順位が変わり順位表は番付と呼ばれ、次の場所前に発表されます。一番強いのが横綱で、続いて大関、関脇、小結、前頭までが幕内と呼ばれます。さらに十両、幕下、三段目、序二段、序の口と続き、十両以上が一人前の力士とされ関取と呼ばれています。
『化粧まわし』
相撲で関取衆が土俵入り用に使う美しい前垂(まえだれ)状のまわし。昇進を祝って贈ることが多い。帯の生地幅は日本婦人の丸帯と同じ 68cmであるが、長さは 6m以上もある。
これを腰に三重に巻き、その先端の 1mほどを広いまま前に垂らしその部分に刺繍(ししゅう)などの絵模様を施す。帯の生地は博多織や京都西陣製のつづれ織りなど。馬簾は細い金糸、銀糸で目方は 10kg前後。
『絵模様』
纏(まとい)は、江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種。
上部に組を表す頭があり、馬簾(ばれん)と呼ばれる房飾りがついて、手に持って振り上げたり回転させると踊るようになっている。重量は15-20キログラム前後とかなり重いもので、取り扱いにはかなりの腕力が必要である。