プロの道へ!
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本市出身の力士が関取に昇進するのは平成17年の合併以来初のこととなります。また、平戸海が所属する境川部屋でも平成22年9月以来、11年ぶりの関取誕生となりました。

地域の小中学生が所属する紐差相撲クラブに入部し、県大会・九州大会で好成績を残します。雨の日もクラブが休みの日も相撲場に行き、黙々と稽古に励む日々を続けて全国中学校相撲選手権大会で5位入賞を果たします。

その活躍が境川部屋の親方の目に留まり、プロの道にスカウトされます。強豪校からも勧誘を受けていた平戸海ですが、小学校の卒業式で発表した「関取になりたい」という夢を追いかけ、境川部屋への入門を決意します。

父親の大作さんは「本人は、やっとスタートラインに立ったという気持ち。大きな怪我なく目標に向かって頑張ってほしい」と話しています。

十両昇進の会見で「九州を沸かせられるよう頑張りたい。平戸の名を全国に広めたい」
と語った平戸海。平戸の名をしこ名に背負い、郷土の誇りを胸に更なる高みを目指して、これからも相撲道を突き進みます。